西伊豆「やまびこ荘」宿泊レビュー|元・小学校の温泉宿が親子4人で2.3万円!?【朝夕2食付き】

西伊豆旅行で「ちょっと珍しい宿に泊まってみたい」と思った方におすすめなのが、廃校をリノベーションした温泉宿「やまびこ荘」です。

かつて小学校だった建物を活用したこの宿は、どこか懐かしいノスタルジックな雰囲気が漂います。温泉プールで遊んだり、校内放送で給食係が食事の時間を知らせてくれたり、昔ながらの食堂で食べるシンプルで温かい手作りご飯など、他の旅館やホテルではなかなか味わえないユニークな体験ができます。

西伊豆やまびこ荘:1階廊下の様子
1階の廊下には1〜3年生の教室。それぞれが別々の客室になっています。

家族旅行にもぴったりで、料金も安く泊まれる、まさに「知る人ぞ知る穴場の宿」と言えるでしょう。

私にとって、「やまびこ荘」は思い出深い場所でもあります。中学校時代、水泳の合宿で訪れたことがあり、練習の大変さや、仲間と一緒に食べたご飯の美味しさは20年以上経った今でも忘れられません。心の片隅に「また行ってみたい」と思い続けてきた場所に、今回は家族旅行として再訪することができました。

この記事では、そんな実体験をもとに「やまびこ荘」について、どのサイトよりも詳しく紹介します。

✏️ 温泉プールや内風呂、夕食・朝食、客室の様子、そして宿泊料金のリアルな感想まで、どこよりも詳しくレビューしました。これから西伊豆旅行を計画している方や、家族での思い出作りにユニークな宿を探している方に、きっと役立つ内容になっています。

【旅行時期:2025年8月下旬】

目次

やまびこ荘とは?|廃校を利用したノスタルジックな温泉宿

やまびこ荘は、明治時代に建てられた小学校を改装して生まれた、全国的にも珍しい温泉宿です。

西伊豆やまびこ荘:懐かしさを感じる校舎の外観
懐かしさが蘇るような古い小学校の外観

昭和後期に廃校となりましたが、「思い出の校舎を残したい」という地元住民の強い要望から、宿泊施設として新たな役割を与えられました。かつての学び舎が今では旅行者を迎える場所になり、どこか懐かしいような雰囲気のなか、滞在することができます。

🏨 施設名:
(西伊豆町営)やまびこ荘

📍 住所:
静岡県賀茂郡西伊豆町大沢里150

🔗 公式サイト:
https://www.ikoyo-nishiizu.jp/yamabiko/

💻 クチコミ総合評価:※2025年9月時点
楽天トラベル 4.23点/5点満点
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💡 やまびこ荘は公式サイトでのウェブ予約を受け付けていないため、楽天トラベルが唯一のオンライン予約可能なサイトとなります。
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🏫 古い小学校をリノベーションした建物

館内に一歩足を踏み入れると、随所に小学校だった頃の面影が残っています。玄関には昔ながらの木製の下駄箱が並び、廊下は綺麗にリノベーションされつつも木の温もりを感じる造り。歩くだけでタイムスリップしたような気分になります。

西伊豆やまびこ荘:玄関、フロントの様子
玄関のドアや下駄箱には古い時代の味わいが残っています。

建物は2階建て、客室の名前には「1年1組」「3年2組」といった教室名がそのまま使われています。1階に1〜3年生の部屋、2階に4〜6年生の部屋となっており、合計10部屋、泊まる人数に応じて色々なタイプの広さがあるようです。

西伊豆やまびこ荘:2階廊下の様子
2階には4年〜6年生の教室が並びます。グループ向けの大部屋もあります。

外には遊具こそありませんが、広い校庭は当時のまま残されており、宿泊者はそこに車を停めるスタイル。教室で学んだ子どもたちが走り回っていた姿を想像しながら、周囲を自然に囲まれた校庭を歩くと、不思議と胸に懐かしさがこみ上げてきます。

西伊豆やまびこ荘:校舎前の広々とした校庭
かつて校庭だった広い敷地は当時のままでしたが、遊具は残っていませんでした。

🚗 アクセス・立地情報

やまびこ荘があるのは、西伊豆町の山あい。自然に囲まれた僻地のため、公共交通機関でのアクセスはかなり難しいのが実情です。

車で訪れるのが現実的な選択肢で、西伊豆町の海沿いエリアから山道を車で進むルートが一般的です。

🚙 高速道路の沼津インターからだと、以下のような道順となります。

東名高速(または新東名高速)沼津ICで降りる
 ↓
下田方面へ:伊豆縦貫道→伊豆中央道(有料 200 円)→修善寺道路(有料 200 円)
→終点の天城北道路月ケ瀬ICを降りて、そのまま国道136号線を土肥方面へ
 ↓
海側へ突き当たって土肥温泉まで来たら、そのまま海沿いを南へ
 ↓
西伊豆町の堂ヶ島を通過後、左折で県道59号線へ入る
 ↓
山間の道を約10分くらい走ると、右手に看板が見えます。
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🍚 懐かしさと非日常が交差する“合宿気分”のような滞在

やまびこ荘での滞在は、ただ泊まるだけでなく、まるで学校へ合宿に来たような気分にもなります。

西伊豆やまびこ荘:2階廊下の様子
各教室前の廊下には洗面所があり、学校のスタイルそのもの。

かつての古い校舎を連想させる建屋で、校庭を眺めながら過ごす時間は、日常から切り離された非日常でした。

かつての修学旅行や部活動の合宿を思い出す方もいれば、初めて訪れる人にとっても新鮮な驚きがあります。古き良き学校の雰囲気に触れながら過ごす一夜は、他ではなかなか体験できないユニークな宿泊体験になるでしょう。

西伊豆やまびこ荘:夜間の玄関先

やまびこ荘の温泉体験|温泉プールも“あったか”で春秋も快適!

やまびこ荘では、温泉がお風呂だけでなくプールの水にも使われています。いわゆる「温泉プール」で、夏だけでなく春や秋でも温かく快適に遊べるのが特徴です。(※さすがに冬季の12〜2月は利用休止)

西伊豆やまびこ荘:温泉プールの外観
大自然に囲まれた学校の温泉プール

昔ながらの温泉に浸かる心地よさと、夏以外でもプールで遊ぶ楽しさを同時に味わえる、他ではなかなか体験できないユニークな宿です。

♨️ 男女別の内風呂:特徴と泉質

宿の内風呂は男女別になっており、正真正銘の天然温泉が引かれています。

西伊豆やまびこ荘:お風呂の入口

泉質はアルカリ性で、少しだけトロッとした感触が特徴。肌にやさしく、まるで“美肌の湯”のような感じで、長湯したくなる心地よさがありました。

西伊豆やまびこ荘:温泉のお風呂(男湯)
夕食前に入りに行ったら誰もいなかったので貸切状態でした。(男湯)

浴場自体は昔ながらの雰囲気を残しており、いい意味で素朴。脱衣所はある程度リニューアルされていて小綺麗になっていますが、浴槽や壁まわりには年月を感じさせる部分もあります。

西伊豆やまびこ荘:脱衣所(男湯)
夕食前は、終始貸切情報隊でした。脱衣所には洗面台が2ヶ所、ドライヤーがひとつ。

🚿 シャワーの水圧はやや弱めですが、源泉そのままの温泉に浸かれる贅沢さがその点を補って余りある魅力でした。

温泉のお湯は、加温・加水などをせず、源泉のみが湯船に注がれています。(冬季のみ、湯温調整のため加温)

西伊豆やまびこ荘:温泉成分の表記
pH8.9のアルカリ性。加水なし。湯船のお湯は源泉100%です。

🏊 温泉プールの詳細(水温・サイズ・浮き輪OK?)

やまびこ荘の温泉プールは、本格的な25mプール。幅は5コース分あり、小学校の雰囲気を色濃く残しています。水深は約1メートルと浅めで、大人には腰ほどの深さ。小学生以上なら比較的安心して遊べる深さです。

西伊豆やまびこ荘:温泉プールの様子
温泉プールは懐かしき学校のプールそのもの。

水温はおそらく30度ちょっと。真夏でも熱すぎず、春や秋にはほんのり温かく感じられる絶妙な温度感です。飛び込み台やシャワー、更衣室もあり、古い時代の面影がそのまま感じられるのもユニークなポイント。

長女(6歳・身長120cm)はギリギリ顔が出るくらいの深さで、安心して楽しめるレベル。もちろん浮き輪やビート板の使用もOKで、家族連れにはありがたい環境です。

ちなみに、私自身、中学時代の水泳部合宿でここに来たことがあり、プールサイドに立った瞬間、当時の厳しい練習の辛い記憶が一気に蘇りました(笑)。

👧 実際に6歳&3歳の娘がどれだけ楽しめたか

子どもたちにとって、この温泉プールは最高の遊び場でした。水深が浅いので安心感があり、部屋で水着に着替えたらそのままプールへ直行。遊んだあともタオルで体を拭くだけで部屋に戻れるので、親としても楽でした。

西伊豆やまびこ荘:1階フロント周辺にて、プールに向かう前に娘たちと

チェックイン日の夕方(16〜17時頃)と翌朝の出発前に少し遊びましたが、水温が冷たくないため、気温が下がる時間帯でも快適に遊べました。3歳の次女も浮き輪を使って楽しそうにぷかぷか。更衣室にはビート板が置いてあり、遊びながら練習もできます。

食事はシンプルだけど温かい給食のよう|心を満たす素朴な夕朝食をレビュー

やまびこ荘での食事は、どこか懐かしい素朴なスタイルで提供されます。校内放送で「給食室から連絡します。食事の準備ができました。みなさん給食室に集まってください。」というアナウンスが流れ、自然とわくわくした気分に。

昭和の小学校時代を思い出すような雰囲気の中でいただく素朴な手作り料理は、高級旅館の豪華な会席料理とは違う温かみがありました。

🍲 地元のお母さんスタッフによる手作りご飯

食事は、地元のお母さんスタッフによる手作り。どれも丁寧に用意されていて、心がほっとするような味わいです。

■ 夕食の献立

大人の夕食には、香ばしく焼かれたイカの姿焼き(まるで西伊豆の海の恵みを凝縮した一品)、切り干し大根の煮物、さっぱりとしたサラダ、冷奴、漬物、そして山菜や季節の野菜の天ぷらが並びました。特別な食材を使っているわけではありませんが、ひとつひとつが丁寧に調理され、素朴ながらも満足感があります。

西伊豆やまびこ荘:大人の夕食メニュー
こういう素朴なご飯が食べたかった!蟹の味噌汁が絶品でした。

🦀 そして驚いたのは、カニの出汁がたっぷりの味噌汁が絶品だこと!西伊豆ならではのカニの旨みが溶け込んでいて、家庭料理でありながら贅沢さも感じられる一品でした。

子ども用のメニューには、イカ焼きの代わりに手作りハンバーグが登場。ふっくらジューシーな王道の美味しさで、ふたん家で作るものよりだいぶ大きかったのですが、夢中で残さず食べていました。こうした「シンプルだけど、どこか懐かしく美味しい家庭料理」は、外食や旅館料理ではなかなか味わえない魅力です。

西伊豆やまびこ荘:子どもの夕食メニュー
娘たち、ほぼ完食でした。

🍵 ご飯やお茶類などはセルフで、食後は自分達でお片付け

やまびこ荘の食事スタイルは、セルフサービスの要素もありユニークです。

西伊豆やまびこ荘:食堂の電子ジャー

🍚 ご飯やお味噌汁はおかわり自由で、大きな電子ジャーから好きなだけよそうスタイル。お茶や調味料、ドレッシングなどもセルフ式で、ちょっとした「給食の延長」のような雰囲気でした。

西伊豆やまびこ荘:食堂のお茶類、調味料など

🍽 食後は、食器をまとめてお片付けするのも生徒たちの仕事です。子どもたちが率先して家族全員分のお皿を運ぶ姿は微笑ましく、普段の家庭では見られない一面を感じられるのも、やまびこ荘ならではの体験でした。

西伊豆やまびこ荘:食堂にて、お片付けの様子
食後に率先して食器類を片付ける次女(3歳)

😌 高級旅館とは違う、素朴さの中にあった満足感

やまびこ荘の食事は豪華ではありません。しかし、安い料金のわりに満足度が高いものでした。派手さや贅沢さはなくても、家庭の温かみが感じられる料理は心を満たしてくれます。

夕食後は校舎前にて花火。

そして、食後に一生懸命お片付けをする子どもたちの姿は、親としても愛おしく感じられる瞬間でした。食事を「食べる」だけでなく「片付ける」まで、合宿や給食のような特別な思い出になり、旅の記憶に深く残りました。

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客室&設備レビュー|古さの中にも快適さがある宿泊空間

やまびこ荘の客室や設備は、すべてが新しく快適なわけではありませんが、どこか懐かしくて落ち着く雰囲気があります。学校を宿泊施設にしたという背景から、共用設備も多いですが、合宿所のような楽しさや工夫を感じられる点が魅力です。

西伊豆やまびこ荘:1階廊下の様子
廊下をブラブラと見てまわる妻と長女

🏨 和室の広さ・布団・エアコンの有無

客室はすべてシンプルな和室。1階に6部屋、2階に4部屋あり、広さは4人用を基本に、最大17名まで泊まれる大部屋まで数タイプ用意されています。合宿やグループ旅行にも利用できる柔軟さが特徴です。

西伊豆やまびこ荘:部屋の写真(1年1組)
泊まったのは1年1組の部屋、4人部屋で広さは十分。掃除も行き届いていました。

布団は押し入れにしまってあり、自分で畳の上に敷くスタイル。セルフでやる必要がありますが、その分リーズナブルな宿泊料金に直結していると考えられますし、子供たちに手伝ってもらいながら一緒に布団を敷くのも、なんだか合宿のような気分でもありました。

西伊豆やまびこ荘:客室の様子(1年1組)
翌朝の様子。布団は奥から4枚を並べて敷きました。

✅ エアコンの使用に際しては、1泊あたり1,000円の追加チャージが必要です。これも、ローコスト運営で低料金を実現していくための工夫なのでしょう。(夏や冬には利用をおすすめします。)

🪥 備品・アメニティ類

⚠️ アメニティ類は必要最低限です。歯ブラシやバスタオルは備え付けがなく、持参しなければ購入することになります。

布団のシーツやカバーは、こちらで必要な枚数分を調達します。浴衣は大人用のみです。

西伊豆やまびこ荘:フロントにてシーツと布団カバー、枕カバー、浴衣を入手可能

🧴 お風呂にはリンスインシャンプーがありましたが、ボディソープは(公式サイトの案内ではあるはずでしたが…)見当たらず、固形石鹸のみ。気になるようならトラベル用を持参しましょう。ドライヤーは各脱衣所に1台ずつ設置されていますが、数が限られているため、持参すると安心です。

電子レンジや電気ポットが必要な場合は廊下にあるものを使用します。

西伊豆やまびこ荘:貸出用の備品類。電気ポット、急須と湯呑み
お湯を沸かしたり、お茶を淹れたいときは、ここで電気ポットと急須セットを調達。

📚 廊下には学級文庫コーナーがあり、多少の絵本や書籍が並んでいました。

西伊豆やまびこ荘:共用の書籍コーナー(学級文庫)

💡 「無いものは持参する」というスタンスが基本ですが、その分宿泊料金はかなり抑えられており、シンプルステイを好む人には十分でしょう。

【備品類まとめ】
✅ 浴衣(大人用のみ)
✅ リンスインシャンプー
✅ 電気ポット
✅ お茶の急須と湯呑み
✅ ドライヤー(脱衣所部のみ設置)
✅ 絵本❌ 歯ブラシ(販売あり)
❌ タオル類(販売あり)
❌ ボディーソープ(固形石鹸のみ?)

🚻 共用部(トイレ・洗面所など)も写真で紹介

やまびこ荘の特徴は、学校らしさが残る共用の施設で、合宿や修学旅行のような雰囲気を味わえることです。

■ トイレ・洗面所:
共用のみですが、近年リニューアルされているようで、清潔で快適です。洗面台には小さい子供向けに踏み台もあり、ファミリー利用にも配慮が感じられます。もちろん、歯磨きもここでやります。

西伊豆やまびこ荘:1階廊下にある洗面所
教室前に水道があるのは、学校のスタイルそのもの。

■ 冷蔵庫:
1階に共用のものが1台。袋に入れて名前を書いて保管するスタイルです。(冷凍庫もあり)

■ 洗濯機:
一応利用可能ですが、洗剤は自分で持参する必要があり、翌朝10時以降は業務利用のため宿泊者は使えません。

■ フロント周辺:
くつろげるソファや自動販売機もあり、お茶・ジュース類、ビールも購入可能。懐かしいビンの牛乳やコーヒー牛乳を買うこともできますので、お風呂上がりの一杯にどうぞ。

西伊豆やまびこ荘:1階フロント周辺の様子(ソファ・自動販売機)
フロント横の冷蔵庫にはサイダーとビールが売っていました。

■ Wi-Fi完備:
山奥の立地とはいえ、スマホの電波(自分はワイモバイル/ソフトバンクです)が繋がらないということもなかったのですが、施設内では無料のWi-Fiも利用可能です。

西伊豆やまびこ荘:Free Wi-Fiの案内ポスター

また、校庭では手持ち花火が可能なので、バケツを用意して安全に楽し見ましょう。校庭の一角には有料で利用できるバーベキュー場もあり、設備自体は古いもののグループでワイワイするのに向いています。

西伊豆やまびこ荘:バーベキュー場

宿泊料金とコスパ|やまびこ荘は安い!それでも満足できる理由

やまびこ荘の魅力のひとつは、なんといっても宿泊料金の安さです。

今回、私自身が家族で宿泊した、西伊豆エリアの夏休みシーズンは料金が一気に高騰する時期ですが、やまびこ荘は家族連れでも安心して泊まれるリーズナブルな価格設定でした。

💴 今回の宿泊費(2025年8月下旬:1泊2食・家族4人で約2.3万円)

今回の宿泊は、大人2名と未就学児2名の4人家族で8月後半に利用しました。夏休みシーズンでありながら、1泊2食付きで合計23,360円という驚きの料金でした。

🔽 料金の内訳は以下の通りです。

■ 大人:@4,300円 × 2名
■ 未就学児(2歳〜):@2,200円 × 2名
■ 夕食代:@1,540円 × 4名
■ 朝食代:@800円 × 4名
■ エアコン利用料:1,000円(1室あたり)

しかも、オフシーズンであればさらに安く泊まれるとのことで、まさに“ファミリー旅行の救世主”ともいえる価格帯です。

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👨‍👩‍👧‍👧 料金以上の“思い出”が手に入る体験型の珍宿

もちろん、料金の安さには理由があります。アメニティは最低限で、歯ブラシやタオルは持参が基本。トイレや洗面所は共用で、他の宿泊客との距離も近い造りになっています。しかし、そうした点がむしろ“合宿気分”を盛り上げてくれました。

ありがとうございました!また来ます!

子どもたちと一緒に校庭や温泉プールで遊んだり、給食室で素朴なご飯をいただいたり――。細かな不便さよりも、「ここでしか過ごせない体験」が強く印象に残ります。

料金の安さ以上に、“思い出”という価値を手に入れられるのが、やまびこ荘ならではの醍醐味だと思います。

やまびこ荘はこんな人におすすめ!

やまびこ荘は、普通の旅館やホテルでは味わえない“ちょっと変わった体験”ができるのが特徴です。なのでおすすめできるのは、こんな人たち。

✅ 廃校リノベというユニークな宿に泊まってみたい人
小学校をそのまま活用した建物は、とにかく珍しい!「こんな宿、初めて!」という体験をしたい方にはピッタリです。

✅ 旅館よりも安くて気取らない温泉宿を探している人
華やかなおもてなしや贅沢な料理はありませんが、その分リーズナブル。シンプルで気軽に泊まれる温泉宿を探している人に向いています。

✅ 細かいことは気にせず、変わった体験を楽しめるタイプの人
アメニティが少なかったり共用設備が多かったりしますが、「まあそれも面白い!」と思える人なら、間違いなく楽しめます。

まとめ|やまびこ荘は“安さ以上の体験”ができる西伊豆の穴場宿!

🏫 やまびこ荘は、ただ安いだけの宿ではありません。廃校をリノベーションしたユニークな空間で、温泉もプールも楽しめて、給食室のような食堂で素朴なご飯を味わう。普通の旅館やホテルではできない“変わった思い出に残る宿泊体験”となることでしょう。

アメニティは最低限だったり、共用設備が多かったりと不便な面もありますが、それを含めて「合宿気分」を楽しめる人にとっては、この価格以上の価値があるはずです。

💡 やまびこ荘は公式サイトから直接のオンライン予約はできません。楽天トラベルが唯一のオンライン予約可能なサイトなので、検討している方はぜひ楽天トラベルからチェックしてみてください。

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