「伊豆の温泉街で、気軽に浴衣や着物で街歩き・食べ歩きをしてみたい」
そんな1日を過ごすなら、中伊豆エリアにある『修善寺温泉』がベストです。
伊豆には全国的にも有名な温泉地が数多く点在していますが、気軽に歩いて楽しめる温泉街のある場所は意外と少ないものです。
それらの中でも、修善寺温泉は「風情ある温泉街の街並み」「浴衣や着物でも散策しやすい落ち着いた環境」「周辺宿から温泉街の見どころへの距離の近さ」に関して、最も適した選択肢となります。
近くの旅館に宿泊して浴衣姿で街歩きに出かけるのも良いですが、日帰りで浴衣・着物をレンタルできるスポットもありますので、後ほど詳しく紹介します⏬
●修善寺温泉の浴衣・着物レンタル専門店「街ナビゆるり」
→公式HPはこちら
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それではさっそく、修善寺の温泉街を浴衣・着物で散策する魅力、あえて修善寺を選ぶメリットについて、詳しく解説していきます。
見どころが徒歩圏内!風情ある魅力が詰まった修善寺温泉街
修善寺の温泉街は見どころが徒歩圏内にまとまっており、寄り道せずに周辺をぐるっと歩いてまわるだけなら30分〜1時間程度で十分です。
過ごせる時間の長さに応じて、風情ある名所を少し時間をかけて散策してみたり、地元のスイーツを味わいながらのんびり過ごしてみるなど、好きなペースで街歩き体験を充実させることができるでしょう。
わざわざ足をとめて風景を眺めたくなるような名所、ご利益を期待できるパワースポット、立ち寄りたくなる甘味処など、お勧めのスポットを紹介します。
修善寺を代表する名所「竹林の小径」
「竹林の小径」は修善寺の代表的な観光スポットで、青々とした竹の美しさと静けさが魅力の散策路です。
浴衣や着物姿でのんびりと歩くのにも最適な場所で、伝統的な和の装いが、緑のトンネルのように伸びる竹林の風景と調和し、フォトジェニックな光景を演出してくれることでしょう。
昼間の爽やかな景色も素敵ですが、夜間にはライトアップされ、幻想的でロマンチックな雰囲気が広がるのも見どころの一つです。
ライトアップは通年で実施しているので、近くの温泉旅館に宿泊するなら是非、日没後に浴衣姿で散歩に出掛けてみましょう。
地名の由来となった創建1200年もの歴史ある寺院「修禅寺」
修善寺温泉街のちょうど中心部に位置する「修禅寺」は、創建807年で約1200年もの歴史があり、地名の由来ともなったように、まさにこの地域の歴史と文化を象徴する名所です。
境内は美しく整備されており、四季折々の自然を楽しめます。
特に春の桜・秋の紅葉は見事で、浴衣や着物姿で訪れると、古刹の風情とともにタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえるでしょう。
見晴らしの良い足湯テラスで心身共に温まる「独鈷の湯公園」
「独鈷(とっこ)の湯」とは、伊豆最古の温泉とも言われる修善寺の源泉が湧き出した発祥の地であり、修善寺温泉のシンボル的な存在です。
現在、独鈷の湯は見学のみ可能で足湯も含め入浴することはできませんが、夜間にはライトアップされた姿が、修善寺温泉街の幻想的な雰囲気を演出しています。
近くの温泉旅館に宿泊するなら、竹林の小径ライトアップと合わせて散歩コースを組んでみましょう。
対岸に位置する「独鈷の湯公園」には、誰でも自由に利用できる足湯「リバーテラス・杉の湯」があり、見晴らしの良い憩いの広場になっています。
公園内にある「湯かけ稚児大師」は、自分の身体で治癒したい箇所にお湯をかけると、そこが早く治ると言われています。是非お試しあれ!
5つの「恋の橋めぐり」でご利益を得る
修善寺温泉の「恋の橋めぐり」は、温泉街にある5つの橋を巡ることで恋愛や良縁など、様々なご利益があると言われる人気の散策コースです。
マップの赤い◯印の各橋を渡りながら、1周ぐるっと回るだけなら30分程度で5つの橋を制覇することができます。
【渡月橋(とげつばし)、別名:みそめ橋】
1本目は良縁祈願の橋です。良い人とのご縁を引き寄せれば、近い将来に運命の相手が見つかるかも…
【虎渓橋(こけいばし)、別名:あこがれ橋】
2本目は恋愛成就の橋で、修禅寺入口の石段の正面にあります。好きな相手を想いながら橋を渡り、一途な気持ちでその恋を実らせましょう。
夜間は、修善寺温泉のシンボル「独鈷の湯」がライトアップされ、虎渓橋からの景色はロマンチックな風景に様変わりします。
【桂橋(かつらばし)、別名:結ばれ橋】
3本目は子宝祈願の橋で、竹林の小径の手前側(東側)にあります。元気な赤ちゃんを産みたいという願いにご利益があるでしょう。
虎渓橋と同様に、夜間のライトアップにより周辺の幻想的な雰囲気が映え、隣接する和旅館が放つ輝きもロマンチックな夜を演出します。
【楓橋(かえでばし)、別名:寄り添い橋】
4本目は結婚祈願の橋で、竹林の小径の西側に位置しています。大切な恋人と結婚への想いと共に訪れると、うまく相手に気持ちが伝わるかも!?
【滝下橋(たきしたばし)、別名:安らぎ橋】
最後は夫婦円満の橋です。末永い夫婦関係や恋人との未来を胸に、仲良く手を繋いで一緒に渡ってみましょう。
※橋の写真がなかったので、橋からの景色をどうぞ。
修善寺の地元スイーツを食べ歩き
修善寺の温泉街には、地元らしいスイーツや街並みに溶け込んだ和の趣あるカフェなど、街歩きに欠かせない楽しみもあります。
温泉街の中心部にあるお勧めの3店舗を紹介しますので、食べ歩きのお店選びに参考にしてみてください。
●一石庵(いっせきあん)
店内から桂川越しに修禅寺を望む立地にあり、温泉街のちょうど中心部に位置しています。
修善寺名物の黒豆餅やお汁粉、あんみつなど、少し休憩を挟む場所にピッタリです。
●修善寺プリン工房
素材にこだわった修善寺のプリンとドライフルーツの専門店で、ニワトリの暖簾が目印です。
持ち帰ってあとで食べるか、イートインコーナーで食べていくこともできます。
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●古民家カフェ あまね
レトロでモダンな雰囲気の居心地の良い古民家カフェで、修善寺のスイーツ総選挙(2022年開催)で2位に輝いたこともある名店です。
ゆったりとした空間でのんびり過ごしたい時のほか、ランチで利用するのもお勧めです。
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修善寺温泉で浴衣・着物レンタルができるお店「街ナビゆるり」
修善寺温泉の中心部に位置する、浴衣・着物レンタルができるお店を紹介します。
【所在地】静岡県伊豆市修善寺818-1 → Google Map
【営業時間】9:30〜16:30、不定休(予約の無い日は午後から休業)
【駐車場】近隣の有料駐車場を利用
【公式HP】http://machinavi-yururi.com/
【2024年10月時点】営業時間内に返却する場合のレンタル料は、平日・土日祝一律で¥5,280。現地での着付けも料金に含まれており、髪飾りやバッグなどの小物を選ぶこともできます。
※持ち歩くのが面倒な手荷物は、1個あたり¥200で預かってもらえます。
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ポイントが貯まる+割引クーポンの配布期間が毎月あります!
修善寺温泉へのアクセス
修善寺温泉へのアクセスはマイカーのほか、電車を利用するのもおすすめなので、それぞれ解説します。
マイカー利用の場合
東名高速の沼津iC、または新東名高速の長泉沼津ICを降りて、伊豆縦貫道→伊豆中央道(有料)→修善寺道路(有料)と乗り継いでいきます。
有料道路の料金は、普通車なら伊豆中央道200円、修善寺道路200円です。(2024年6月現在)
通常のETCは使えないので、現金を用意しておきましょう。
100円硬貨で用意しておけばベストですが、お釣りも貰えるので、500円硬貨や1,000円札でも問題ありません。
一般道は渋滞している箇所が多くて所要時間が倍になってしまうこともあるため、有料道路を使うことをお勧めします。連休は特に一般道が混雑するのでご注意ください!
電車利用の場合
マイカーではなく、公共交通機関のみで修善寺温泉に行くのもOKです。
●新幹線or在来線を利用:JR東海道線の三島駅にて下車→ローカル線の私鉄・伊豆箱根鉄道に乗り換え。
●東京方面から特急列車「踊り子号・修善寺行き」に乗車。
→修善寺駅にて下車し、路線バスorタクシーで修善寺温泉へ。
路線バスは本数がやや少ないため、ちょうどいい時間が無ければ、修善寺駅前にいるタクシーを利用すると良いでしょう。
帰りは温泉街周辺で流しのタクシーを捕まえるのが難しいため、タクシー配車アプリの“GO”を使うと便利です⏬
●新規登録で500円分のクーポンをゲット!
●友達紹介クーポンの利用で両者とも2,000円分のクーポンをゲット!
●乗車する度に500円分のクーポンをゲット!(上限あり)
※予告なくキャンペーン終了となる場合があるのでご注意ください。
まとめ
伊豆の温泉街で浴衣・着物姿で街歩きするなら、修善寺温泉がベストです。
修善寺は、熱海や伊東のようにエリアが広範囲に及ぶ温泉地とは異なり、複数の見どころが徒歩圏内にあるので長距離を歩き回る必要が無く、温泉街の風情ある街並みを落ち着いてのんびり楽しめる温泉地です。
せっかくなら周辺の温泉旅館に宿泊し、ロマンチックな雰囲気に様変わりした夜の街並みを散策するのも良いですが、日帰り旅行の場合でも、浴衣・着物をレンタルできるお店「街ナビゆるり」なら、着付けもしてもらえるので是非利用したいところです。