右ハンドル左側通行のオーストラリアで要注意の交通ルール6選

オーストラリア旅行を検討中または計画中の皆さん、観光の移動手段はレンタカーをお考えでしょうか?

結論、各都市中心部の狭いエリアだけ観光するなら、タクシーやUber、公共交通機関だけでも十分かもしれませんが、広大な国土を誇るオーストラリアを何倍も満喫するにはレンタカーがマストです

⏬子供連れの場合は注意!日本と違ってタクシー・Uberでもチャイルドシートが必要になる場合があります。

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嬉しいことに、日本の交通ルールと共通している“右ハンドル・左側通行”

外国で初めての運転に挑戦する場合も、他の左ハンドルの国と比べて難易度はグッと下がりますが、それでも特に気をつけておきたい・知っておきたいオーストラリアの交通ルールを6つ紹介します。

こんにちは。子供連れの旅行ブログを運営しています、タケルと申します。
私は2人の幼い子供をもつ子育て世帯で、2023年2月に子連れでの初めての海外旅行・オーストラリアに3週間滞在してきました。

私自身もオーストラリアで運転するのも初めてだったわけですが、自分で初めて運転してみた経験から、(色々とルールは沢山あるなかで)まず確実におさえておきたいオーストラリアの交通ルールを6つに絞って解説していきます。

※本記事ではニューサウスウェールズ州の法律に則って解説しています。

【私が子供連れで行った飛行機旅行✈️】
✅長女9ヶ月:宮古島5日間
✅長女3歳・次女4ヶ月:沖縄本島5日間
長女3歳・次女9ヶ月:オーストラリア3週間🇦🇺
  別記事でも色々と紹介しています。
✅長女4歳・次女1歳:マレーシア1週間🇲🇾

1.ラウンドアバウト式の交差点:慣れるまで気をつけましょう

信号機の無い交差点で多く見かける“ラウンドアバウト式の交差点”、通り方を確実におさえておきましょう。

住宅街などで交通量が多めの場所で、比較的多く見かけたような印象があります。

【基本ルール】進行方向は時計回り。交差点内に入る際は、既に入っている車両が優先です。

直進、左折、右折に加えてUターンも可能で、以下のような通り方となります。

直進時:交差点内から出る時は左ウインカー

左折時:左ウインカーを出しながら左折

右折時・Uターン時:交差点に入る時は右ウインカー
 →ぐるっと回って交差点から出る時には左ウインカー

交差点に侵入する際は慎重に、交差点内は必ず時計回りで、出口は車線を間違えないように、という点に注意しましょう。

【出典】ニューサウスウェールズ州/Road User Handbook : Roundabout P91~94
https://www.nsw.gov.au/sites/default/files/2022-11/Road-User-Handbook-English.pdf

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2.オーストラリアは路上駐車大国:標識の読み方をおさえよう

オーストラリアでは、日本によくあるコインパーキングのような駐車場を見かけることがほとんどありませんが、その代わり、ありとあらゆる場所で路上駐車の車を多く見かけます。

そして、ほぼ全ての道路沿いにはこんな感じの標識が…初めてだと、ちょっと意味わからないですよね。

でも読み方さえ覚えてしまえばそんなに難しくはないので、さらっと解説していきます。

“数字+P”
→“12分の1+P”=1.5時間まで駐車してOK

“時間帯と曜日”
→8AM-10PM/MONーFRIは、月曜〜金曜は午前8時〜午後10時まで
※PUBLIC HOLS=祝日

一番下の矢印表記
→道路の“ここから”、“ここまで”

ONE PERIOD PER DAY
→1日1回まで(出たり入ったりして何回も駐車するのはNG)

駐車は1日1回まで、平日:朝8時〜夜10時、土曜:朝8時〜夜8時、日曜・祝日:朝8時〜夕方5時までは、1時間30分以内しか駐車しちゃダメ、という意味になります。
ちなみに標識に書いてある日時以外、例えば平日の夜10時以降〜翌朝8時前までは、1.5時間の制限無く駐車可能です。

さらに応用でこんなパターンも頻出です。

“Ticket”は紙の駐車券を機械で発行して車内の見える箇所に置き、出庫時に駐車料金を支払う。
“Meter”は紙の駐車券が無いタイプで、出庫時に機械で駐車料金を払いましょう

書いてあれば有料で、何も書いてなければ無料ということになります。

私自身はルール通りに駐車していましたので捕まったことはありませんが、違反すると簡単に見つかって罰金になるなんて話もよく聞きます。

路上駐車に限らずですが、ルールは必ず守りましょう!

【出典】ニューサウスウェールズ州/Road User Handbook : Restricted parking P161
https://www.nsw.gov.au/sites/default/files/2022-11/Road-User-Handbook-English.pdf

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3.右左折用の矢印信号:読み方を誤解しないように!

注意が必要なのは、予備知識無く自分の車が右折レーン先頭で左図のパターンに遭遇した時です。

結論:1番目のパターンは右折不可(直進はできる)

 

日本の道路では「矢印信号は点灯しているか・していないかの2択」なので「矢印が点灯していれば進んでOK」みたいな感覚があります。

自分が右折レーンを先頭で走っていて対向車が居ないシチュエーション&信号機が左図の状態ならば、(色は関係無く)ついそのまま進んでしまいそうになります。というか私自身が当初は間違えてました。

右折車と直進車の事故は深刻なものになりやすいので気をつけましょう。

【出典】ニューサウスウェールズ州/Road User Handbook : Traffic lights P86
https://www.nsw.gov.au/sites/default/files/2022-11/Road-User-Handbook-English.pdf

さて、4つ目は私自身がオーストラリアで運転していた時に違反してしまった、実際の経験談を絡めて紹介します。

私が実際に受け取ったPenalty Notice(罰金通告書)もお見せしています(涙)

4.スピード違反・運転中の携帯電話使用も監視カメラで捕まる!

日本の場合、スピード違反は道路上の監視カメラで取り締まっていますが、携帯電話使用はどうでしょうか?私は聞いたことがありませんが…

⏬以下、私自身の経験です⏬

【実体験】シドニーで運転中、携帯電話の操作を監視カメラで撮られて罰金刑になりました。

こちらがその時の罰金通告書です。反省しています(涙)

違反した日から約2週間後、日本の自宅に国際郵便で届きました。

『PAY NOW!』という文字が怖い…

罰金A$362(約35,000円)ということで、非常に苦しいところですが、身に覚えがあったのですぐにお支払いしました。
(NSW州の公式サイト・アプリでオンライン決済が必要)

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5.信号の無い横断歩道では歩行者を先に横断させる

みなさんが運転中、横断歩道の手前で人が立っていたら、車を一時停止させて道を譲りますか?

もちろん、日本では車を停車させて歩行者に道を譲らなければなりませんが、現実は意識して守っているドライバーの方が少ないのではないでしょうか。

もちろん日本だろうとオーストラリアだろうと違反です。

一方、オーストラリアでは、当然のようにドライバーは車を一時停止させ、歩行者が横断歩道を渡るのを待つのが一般的です。(アメリカやカナダでも同様)

車の方が停まるのが当然という認識なので、多くの日本人の運転みたくスピードを落とさず素通りしようものなら、車に十分気をつけないで横断してくる歩行者と人身事故になる可能性も高いといえます。

悲惨な交通事故に繋がらないよう、歩行者には十分に気をつけましょう。

6.スピードバンプの手前で確実に減速する

ショッピングモールの駐車場などで見かける、ドライバーに減速を促すための段差・隆起のある構造物ですが、日本だと公道で見かけることはありません。

一方オーストラリアでは、人通りの多い観光地・住宅街の横断歩道手前など、公道上でも多く見かけます。

しかもちょっとした段差程度ではなく、道路そのものを隆起させた高低差のある丘のようになっていることが多く、気がつかないでスピードを落とさず進むと、大きく弾んだ衝撃で車体下部を損傷する場合があるので注意しましょう。

※ちょうど良い写真がありませんでした、すみません。

まとめ

以上、個人的に重要だと感じた6つをまとめてみました。

海外の見知らぬ土地での運転、最初は緊張していて案外気をつけているものですが、2〜3日経って慣れてきた頃に気を抜くと危ないと思います。

ルールを守って常に安全運転に気をつけて、皆様のオーストラリア旅行が楽しい思い出になりますよう願っています。

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子供連れに必要なチャイルドシートは、年齢や体格に合わせて適切なタイプをあらかじめ選択することができるレンタカー会社も見つけられます。

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【出典】Klookトラベル・レンタカー予約画面
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