子連れの海外旅行で人気の行き先になっている様々な国・都市の中から、私が初めての子連れ海外旅行で選んだのはオーストラリア・シドニーです。
“人生初の幼い子供連れの海外旅行先”ということで、何かと勝手が分からず大変な面もありましたが、シドニーの「ビックバス・ツアー」は効率的に・ラクに観光するうえで、かなり役に立ちました。
この記事では、私自身の体験と合わせ、「ビッグバス・ツアー」の詳細などをシェアさせていただきます。
「2023年2月:初の子連れ海外旅行の体験」などをブログでシェアしていますので、他の記事もご覧いただけたら嬉しいです。
シドニー観光おすすめの「ビッグバス・ツアー」とは?(観光マップでお気に入りのルートも紹介)
「ビックバス・ツアー」は、シドニー観光に最適な「1日乗り降り自由なオープントップ型の周遊観光バス」で、基本毎日運行しています。
世界中に展開している観光バスツアー会社で、シドニー以外にもニューヨークやロサンゼルス、ロンドン、シンガポールなど、世界25都市でオープントップ型の観光バスを運行しています。
ビッグバスは見晴らしの良い2階席を備えたオープントップバスで、効率的に観光できるルートを運行しており、自由に乗り降りしながらシドニーの観光スポットを周遊できるのが魅力です。
そして、なんと!日本語を含む8言語の音声ガイド付き!
シドニーの「ビッグバス・ツアー」は赤ルートと青ルートの2種類、それぞれ時計回りにグルグルと周遊しています。①〜㉞のマークはコースの色とバス停の位置・バスが停車する順番を表します。
⏫海外の現地ツアー予約おすすめの2サイト
【シドニー市内/ボンダイビーチ周遊】
ビッグ・バス・ツアー 乗車チケット
24時間/48時間 乗り降り自由 “Hop on Hop off”
⏬おすすめの周遊の仕方など、さらに詳しく解説していきますね。
赤ルート(シドニー・エクスプローラー):シドニー中心部の周遊に最適
シドニー市内・中心部のメジャーな観光スポットめぐりに最適で、運行間隔が約30~45分に1本、1周およそ1時間半のコースです。
個人的にお勧めの観光スポット・周遊パターンをマップに表記しておきましたので、参考にしてみてください。(右下のハーバーブリッジがある方向が“北側”です)
⏬バスの2階席からハーバーブリッジを間近で眺めるポイントは圧巻です
青ルート(ボンダイ・エクスプローラー):ボンダイビーチへ乗り換えなしで行ける移動手段
ボンダイビーチはシドニーの中心部から東へ10km弱、美しい砂浜が広がる風光明媚なビーチタウンです。
公共交通機関で行くには電車とバスを乗り継いで行く必要がありますが、子供連れで初めて行くなら、「ビッグバス・ツアー」の青ルートに乗ってしまった方がラクです。
青ルートは、運行間隔が約1時間に1本、1周が約1時間半、高級感漂う住宅街や美しいビーチの風景を楽しめるコースになっています。
1時間に1本は少ないようにも感じますが、青ルートで目指すべき目的地はボンダイビーチだけなので、帰りのバスに乗る時間を把握して観光すれば問題ありません。
青㉖のバス停からだと、ボンダイビーチまでの所要時間は約30分、青㉚のバス停で下車しましょう。
スマホアプリでバスの位置がリアルタイムで把握できる
バスがいる位置は、ビッグバスの公式アプリを使えばリアルタイムで把握することができます。
地図の画面上で自分のいる場所をズームして、最寄りのバス停の近くに来ているか、もうすぐ着きそうかどうかなど、視覚的に確認できるので便利です。
●必ず使うアプリなので、あらかじめスマートフォンにダウンロードしておきましょう。
⏬“Big Bus”で検索・このマークが目印です。
シドニー観光に便利な「ビッグバス・ツアー」の料金は?
シドニーの「ビッグバス・ツアー」は、24時間チケットと48時間チケットがあり、子どもは0~2歳が無料、3~15歳は大人よりも3割くらい安くなっています。
⏬私たちは24時間チケットで朝から夕方まで、赤・青の両コースとも、見どころ満載で楽しめました。
✅ディスカバーチケット(24時間):大人 AUS$69 / 子供 AUS$49
シドニー観光「ビッグバス・ツアー」乗り方を解説
【ステップ①】KKdayまたはKlookでビッグバス・ツアーのチケットをオンライン予約すると、予約画面またはEメールで予約確認書を入手できます。
【ステップ②】Big Bus TourのWebサイトまたはアプリ画面にて、KKday/Klookの予約確認書に記載された予約番号と自分の苗字を入力して予約記録を呼び出し、バウチャーをダウンロード(Appleウォレットに追加も可能)することができます⏬
【ステップ③】乗り方は超シンプルで、初回バスに乗る際は、電子バウチャーのスマホ画面をバス停にいるスタッフさん(もしくはドライバーさん)に提示して、正式な紙のチケットを貰い、乗車するだけ。
✅最初に紙のチケットを入手した時点から、24時間チケットの時間のカウントが始まります。
2回目以降の乗車時は紙のチケットをドライバーさんに提示し、好きな時に好きなバス停で乗り降り(Hop-on,Hop-off)できます。
こちらは、私自身でBig Bus Tourのオンラインチャットで確認した際の相手からのメッセージ画面です⏬
【翻訳】
「あなたのバウチャーを(バスチケットと)引き換えるためには、バウチャーのスマホ画面をスタッフに提示してください。スタッフがバウチャーのQRコードをスキャンして、紙のビッグバス・ツアーのチケットをお渡しします。チケットは再度バスに乗る際に必要になりますので、無くさないように保管してください。もしバス停にスタッフがいなければ、次に来るバスのドライバーが対応します。」
子連れのシドニー観光に「ビッグバス・ツアー」がオススメな理由(路線バス・電車との比較)
路線バス:シドニー中心部の周遊には不向き
電車:子連れにはダーリング・ハーバー方面への徒歩が少々キツい
電車は、通常の鉄道(T)と路面電車のライトレール(L)、2種類があります。
⏬1枚目:通常の鉄道(T)、2枚目:ライトレール(L)
「サーキュラー・キー駅(Circular Quay)」は、ハーバーブリッジやオペラハウスあたりの観光には便利です。
「ワイン・ヤード駅(Wynyard)」や「QVB駅(ライトレールのみ)」も良い位置にありますが、駅周辺は交通量の多いビジネス街のような場所です。見どころの集まるダーリング・ハーバー側やハーバーブリッジの方まで、歩いて周ろうとすると結構大変だと思います。
以下の点も、我々子連れ家族にとってデメリットになりました。
- 通常の鉄道(T):基本地下鉄なのでシドニーの美しい景色を楽しめない。
- 路面電車(L):通常の鉄道(T)の駅よりも内側にあるのでダーリング・ハーバー側まで歩く距離が長くなる。
まとめ
シドニー「ビッグバス・ツアー」は、シドニー中心部を周遊する赤ルート(シドニー・エクスプローラー)と、ボンダイビーチ観光に特化した青ルート(ボンダイ・エクスプローラー)を運行しており、終日乗り降り自由に、乗ったり降りたりできる観光バスです。
バスの2階席からは、普通の車や徒歩では見られない眺めを楽しむことができ、移動しながらオーストラリアの心地良い風にあたり、のんびりと景色を楽しむのにうってつけの交通手段です。
(暑い季節は帽子をかぶったり、時々1階席に移動するなど、熱中症に気をつけましょう。)
それでは、皆様の大切な人との旅行が楽しい思い出になりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。