小さな子供連れの旅行で長時間の飛行機移動をするなら是非押さえておきたい、機内で快適に過ごすためのコツや便利なアイテムなど、最低限備えておくべき3項目に沿って紹介していきます。
私は航空会社に約10年間勤めていた経験から飛行機移動には慣れている方で、退職してフリーランスになった現在も、幼い娘2人(2023年6月現在:長女4歳・次女1歳)を連れて飛行機利用の旅行を楽しんでいます。
以前の仕事とプライベート旅行、両方の経験から、自分なりに蓄積したノウハウをシェアさせていただきます。
✅長女9ヶ月:宮古島5日間
✅長女3歳・次女4ヶ月:沖縄本島5日間
✅長女3歳・次女9ヶ月:オーストラリア3週間🇦🇺
⇨別記事で紹介しています。
✅長女4歳・次女1歳:マレーシア1週間🇲🇾
その1:沢山のおやつ&飲み物
初っ端から単純すぎるかもしれませんが、飛行時間に応じて、子供が幼いほど多めに準備する必要があります
1〜2時間程度の国内線なら『(荷物になるのが嫌だから)おやつ1〜2回分くらい、飲み物は乗る前に飲んで、あとは機内サービス』で大丈夫かもしれませんが、最低7〜8時間以上かかるオーストラリア、5〜6時間以上かかる東南アジアの場合、それだと完全に不十分です。
特に「お腹が空いた&喉が渇いた」は、子供の機嫌が悪くなって泣いてしまう原因の第1位と言っても過言ではありません。以下のような考えは通用しないと考えましょう👇
⇨おやつ1回分は、ものの数分で無くなる。
❌「機内サービスが貰えるからペットボトルは買わなくていいね。」
⇨欲しい時に限ってなかなか来ないし、紙コップの中身をこぼす可能性大。
お菓子はお気に入りのものを複数種類、少し多めに持参しましょう。
飛行機内で食べようと思っていたら、空港までの移動中や飛行機の待ち時間のうちに食べてしまったりと、足りなくなってしまう事態は避けたいところです。
同じお菓子ばかりで飽きてしまったら、「次はどれにする?」と尋ねて自分で選ばせるようにすると、多少は子供の気が紛れるので、複数種類あった方がベターです。
飲み物については、飲み終わったら捨てられるように500mlペットボトルを(機内持ち込み分は空港の保安検査場を通過した後で)購入しましょう。別途、飲み口&ストロー付きのキャップを持参しておくのがお勧めです。私はこれを使っています!👇
その2:子供のエンタメ
“子供をなるべく機内で退屈させないこと”が如何に難しいかを身に染みて感じていますが、我が家の場合は、おおよそ以下のようなパターンで乗り越えました。
- 飛行機が離陸してしばらく、景色を眺める・楽しく写真撮影・時々お菓子&飲み物でやり過ごします。
- 上空でベルト着用サインが消えたら、(必要なら)トイレタイム・シールブック遊び・塗り絵をして遊びます。※シールブックのお勧めは少し後でで紹介しています。
- 機内サービスが始まったら、時々お菓子を食べつつ、飲み物を選んで自分で(必要なら英語で)注文する練習をしてみたり、「はやく来ないかなぁ〜」と楽しみにしながら過ごします。
- あとはシールブック遊び・トイレ・座席スクリーンでディズニー映画・お菓子&飲み物、これらを繰り返しつつ、気付いたら映画を見ながら寝ている、というパターンが理想です。
注)自前のタブレットで映画を見るなら、機内のWiFiが使えなかったり、使えても通信速度が遅い場合があるので、事前に端末にダウンロードしておくのが無難です。
ちなみにシールブックは子供の好きなキャラクターでも何でも良いですが、私の娘は“すみっコぐらし”が大好きなのでこれにしました。数十枚のシールだとあっという間に終わってしまいますが、これなら335枚以上もあるということで、あえてこれを選びました👇笑
※シールを貼って遊ぶページは少ないので、別で落書き帳や塗り絵ノートなどを持っていくといいです。
🔽長女は“すみっコたちのシール”を塗り絵ノートや飲み物のボトルに、ひたすら貼り続けて遊んでいました。
その3:快眠グッズ
ビジネスクラス以上の座席でもない限り、飛行機内で気持ち良く眠るのは結構難しいですよね。
せめてフラットなスペースで足を伸ばして横になれると大分気持ちよさが違います。そんな願望を叶えてくれるのがコチラ。
空気を入れるタイプのフットレスト
色々なタイプがありますが、こんな商品を選びましょう☝️
- 軽量でコンパクト・持ち運びが楽
- 簡単に短時間で膨らませられる
- 素早く空気を抜けて折り畳みも簡単
⏬お勧めはコチラ👇家や車の中でも使えるので便利です。
こちらはマレーシア旅行で“成田ークアラルンプール便”に乗った際、実際に使用している時の様子です。
🔽長女も足を伸ばしている態勢の方がラクだとのこと。
注)離着陸態勢の時やベルト着用サイン点灯時などは使用できないほか、通路沿いの座席では使用できないなど、使用上のルールなどが各航空会社によって異なる場合がありますので、個別に事前確認されることをお勧めします。
こちらはJAL公式HP内のQ&Aにありました、使用上の注意点に関する記述です。
さらに追加で2つ、子供が身に着けるタイプの役立ちグッズを紹介します。
可愛らしいヘアバンド型イヤフォン
イヤフォンは耳の穴に入れるタイプではないので外れにくく、横になった体勢でも邪魔になりません。
ソフトな肌ざわりで、寝るときは可愛いアイマスクとしても使えます🐰
遮音・耳痛防止できる小児用の耳栓
私自身も耳栓を使ってみたことがあります。飛行機内の“ゴォーーー”という音を遮断すると「機内のノイズって案外うるさかったんだなぁ」と感じるものです。耳栓は無ければ無いで済むのかもしれませんが、あったら子供が眠るための助けになりそうです。
まとめ
幼い子供との海外旅行で悩ましい、機内で快適に過ごすためのコツや役立ちグッズを紹介してきました。
「沢山のおやつ&飲み物」「子供のエンタメ」「快眠グッズ」ということで、まずはこの3点を押さえておきましょう。
私自身も子供を連れての旅行を楽しみつつ、毎回反省・学ぶことも多くあります。皆さんも面白いアイデアやエピソードなどありましたら、何でも構いませんのでコメント欄からメッセージを頂けたら嬉しいです。
それでは、皆様の子供連れ旅行も楽しく一生の思い出に残る、大切な時間になりますように。